| 原題 | ROLLI |
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| 監督 | オッリ・サーレラ | |
| 出演 | アッル・トゥップライネン／マリア・ヤルヴェンヘルミ | |
| 製作 | Matila Röhr Productions/2001 | |
| 発売元 | ファインアーツ・エンタテインメント | |
| データ | カラー／88分／日本語 | |
| 評価 | ★☆／瞬間最大甲冑率０％ | |
| あらすじ | 水と緑に満ち溢れたエルフの森に、安息の土地を求めて野蛮なトロル達がやって来た。
平和だったエルフの村はその日から一変する。 村を奪いたいトロル達、村を守りたいエルフ達・・・ お互いが反目する中、トロルのロリーとエルフのミーリィの間に芽生える友情と愛。 許されない仲のロリーとミーリィに待ち受ける運命的な悲しみと想像を超える奇跡とは？ |
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| 感想 | フィンランド産のフェアリー・テール。
ＳＦＸやアクションに期待して映画を見る方にはお勧めできないが、平和を訴える姿勢は伝わってくる。 「安息の土地を求めてやって来た民族が、原住民を追い出す」というのは歴史上繰り返されてきた事実でもあるし、現在の世界情勢にも未だ禍根を残しているが、本作における「悪」であるところのトロルが比較的コミカルに描かれているので、堅かったり重苦しいイメージはない。 「善悪の天秤」という幻想的なモチーフが出てくるのだが、その均衡を保つ必要性が明示されず、活かしきれていないように感じる。 ラストは「愛が世界を救っちゃう」ことになるのだが、”美男美女”でも”美女と野獣”でもなく、二人ともアレなカップルには度肝を抜かれた。 また、”トンデモ”な邦題はままあるが、リトル・アドベンチャーなのに大冒険とはこれ如何に？ |
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