| 原題 | Bibi Blocksberg |
Sorry No Picture |
| 監督 | ヘルミーネ・フントゲブルース | |
| 出演 | シドニー・フォン・クロージング／カッチャ・リーマン | |
| 製作 | BABARIA FILM/2002 | |
| 発売元 | タキ・コーポレーション | |
| データ | カラー／98分／日本語 | |
| 評価 | ★★★／瞬間最大甲冑率０％ | |
| あらすじ | 一見普通の現代的な家庭に見えるブロックスベルグ家だが、実は母親のバルバラと娘のビビは魔女。
普通の人間である父親は、会社の上司から妻と娘の魔法のことを揶揄され気まずい思いをしている。 そんな中、火事の中から二人の子供を救った功績から、見習い魔女だったビビは一人前の魔女として認められ、魔法のクリスタルを授かることに。 クリスタル授与の儀式のために、母親と共に魔女の山へ出かけたビビだったが、人間社会で育った彼女を嫌う魔女ラビアが偶然を装ってビビに授けられるはずだったクリスタルを壊してしまう。 ラビアの行為を故意だと見てとった魔女評議会議長ワルプルギアは、ラビアの所有するクリスタルをビビに渡すように命じるのだが、ラビアは、クリスタルの中に重大な秘密を隠していた。 ビビからクリスタルを奪還しようと画策したラビアは、実に陰湿な方法を思いつくのだが・・・ |
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| 感想 | ドイツで１５年以上も朗読カセットとして親しまれている作品の映像化。
「女の子版ハリー・ポッター」と言えなくもないが、もっとファミリー・ドラマ風味だ。 ビビには人間と魔女というギャップを抱えている両親の夫婦喧嘩や、上手く魔法が使えないことがあったりと魔女特有の悩みがある一方、オシャレに気を使い始めたり、親友の男の子グロリアンとの関係に悩んだりする１２歳という年齢の女の子らしい様子も見せる。 ハリウッド作品のような派手なシーンは無いが全体的に丁寧に造られてており、悪役のラビアもコミカルなキャラクターとして描かれているなど、家族で楽しく見ることの出来る作品だろう。 クライマックスで、箒に乗った魔女の集団がビビの救援のためにラビアの城へ駆けつけるシーンは「勧善懲悪」の典型で、胸がスッとする。 |
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